星組 桜華に舞え ①~受験資格のないおばさんが「わたしもタカラジェンヌになりたい!!」と思った!!~
宝塚から離れてはや10年近く、
最近のトップさん、とりわけ娘役トップさんなどはまったく知らない生徒さんです。
わたしがガチで観劇していた頃に下級生で新人公演でも主役をはっていたのは
北翔さん!!
北翔さんが退団されるなら観に行かなくっちゃ!!
と急遽、村に行ってきました。
北翔さんの当時のイメージは
めっちゃ腰の低い人
たまたま出待ちに遭遇したとき、
ファンの方からお手紙をもらうそのお姿は、
よく見る
無表情、流れ作業ではなく、
めっちゃ丁寧で低姿勢。
一気に好感度があがりました。
時は流れ、ガチファンではなくなったものの宝塚の人事異動には目を光らせていたため、北翔さんが専科に行かれたことは知っていましたし、
星組でトップスターになられたことも知っていました。
そして、あっという間の退団公演です。
観劇をした感想は、
みっちゃんって、なんだかんだで
劇団から大切にされてたんやね!!
という退団公演にふさわしいお芝居の演目、脚本でした。
これぞさよなら公演!!
これをお披露目ではできません!!
そして、
はじてめての大号泣!!
そして、
30過ぎのおばさんが、
わたしもタカラジェンヌになりたい!!
とガチで思いました。
当たり前ですが、
わたしにはもう受験資格はありません。
しかし、
中学、高校でこの作品を観劇していたら、
わたしは間違いなく翌日から
バレエと声楽を習ってタカラジェンヌを目指していました!!
ほんとお芝居はいい!!
みっちゃんもいい!!
みんないい!!
しかし、
観劇中は、頭の中で
轟さんの
「猛き黄金の国を~♪」
がBGMで流れていました( ´∀` )
たぶん方言のせい??
まず、
星組の主要メンバーがちゃんと歌えることに感動!!
これが、
歌ヘタスターさんが一人でもいたら感動は半減していたと思います。
わたしが観ていて気になったのが
礼真琴さん
彼女はほんと歌が上手いですねぇ
お芝居もお上手です。
身長が低い印象がありましたが、そんなに身長が低いとも思いませんでした。
娘役さんの出番が多い作品でしたが、
誰がトップ娘役かわからない設定でした(;´∀`)
たぶん、
ファンでなければ奥さんがトップ娘役??
な感じです。
正直、
妃海さんの役はトップ娘役の役というより、
無理に娘役トップの役にした感じがハンパありません。
ベルばらのロザリーが娘役トップが演じるのと同じ感じです(;´∀`)
芝居の終わりはどうするのか??
と号泣しながらみていました。
ほんと最後泣けます。
号泣です!!
エリザベートみたいな終わり方はできないぞ、
そんな終わり方したら清く正しい宝塚で”ゲズ不倫”になってしまいます。
しかし、
”ゲズ不倫”を超える、
まさか、まさかのそんな終わり方??
と度肝を抜かれました。
あの終わり方は斬新でした。
てっきり、
ウィーンとせり上がり、ドライアイスがたかれると思っていたのに!!
いゃ~、斬新でした。